marmotkun’s blog

2023年夏に訪れた John Muir Trail の旅の記録

JMT: Aug. 12 (Day 24) Bighorn Plateau, Write Creek, Timberline Lake, Guitar Lake

雨が強くなってもテント下に水がたまらないよう、排水路を掘っておいたが、昨晩はそこまで強い雨は降らなかったらしい。

びしょびしょのテントをバックパックに突っ込み、Bighorn Plateauと呼ばれる砂地の高原まで2~3kmハイクアップ。

ここから初めてMt.Whitneyの姿をとらえた。Bighorn Plateauから広がる広大なスロープをゆっくりトラバースするようにトレイルは疎林の中に吸い込まれていく。疎林は赤茶色の肌を持つフォックステール・パインの森。この木は数千年の長い年月を生きるために、その幹のほとんどを自ら殺しながら生きながらえる。

 

Whitney Creekを200mほど登り返し、Timberline Lakeのアウトレットで休憩。もう少し登ると、Guitar Lakeに到着した。

Guitar Lakeの標高は3500m。Mt.Whitneyに上るためのハイカーはだいたいここにキャンプする。テントは20張りくらい。
夕方近くなると風が強くなってきたが、吹き曝しなので、大きな石で防風壁を作る。テントの下は岩盤なので、ペグダウンできず、石に張り綱が固定する。風が収まってきたのを見計らって、釣りに出掛けた。Arctic LakeからGuitar Lakeに小川が流れ込んでいるポイントでキャストすると、ゴールデン・トラウトが入れ食い状態。焚火禁止の標高なので、2匹だけキャッチしてイワナ汁にして食べた。